Traceability
cashmikaのカシミヤは、今もモンゴルの遊牧民による昔ながらの地球にも動物にも優しい飼育方法で大切に育てられたヒマラヤ山羊から分けてもらったうぶ毛からできています。ヒマラヤの山羊が食べる牧草が再び成長する自然のサイクルに合わせて、人と山羊が移動しながら家族のように暮らしているノマドスタイルは、旧いようで実は持続可能な最先端の取り組みとも言われています。
カシミヤの柔らかさは、寒暖差の激しいモンゴルの厳しい気候下でこそ育つもの。冬の寒さから体を守るために蓄えたうぶ毛を、暖かくなる頃に優しく人の手で漉いてあげることで、山羊は快適に暑い夏を過ごすことができます。
うぶ毛は、手作業で丁寧に選別され、整毛されて糸になり、美しい1枚のセーターになります。
デザイナーの小野田は、毎年モンゴルを訪れて、原料を作っているカシミヤ農家の遊牧民への訪問から始まり、1枚のセーターを形にする工場の方々と、実際に膝を突き合わせて、最高の製品作りのパートナーの選定と生産を行っています。
それらすべての工程はモンゴル国内で行われており、皆様が製品をお手に取っていただくことで遠く離れたモンゴルの方々の生活を支えています。
また、皆様には、cashmikaの製品を通して、優しい肌触りと暖かさを感じていただくとともに、モンゴルの雄大な大地が育む自由なノマドスピリッツを体験していただければ幸いです。